Vol.468 コードバンの簡単なお手入れ

 皆様こんにちは、今年の8月25日に見事に現職を退職することが決まった靴aholicです。
 「え?40代で正社員をやめて大丈夫か?」
 えぇ、大丈夫なのです!だってその日に私は7億円を手にするのですから!(白目)

 はい、細やかなボーナスに期待を込めて…働かせていただきます…笑


今回のB級グルメは…

 本日はB級グルメからスタートです!緊急事態宣言からマンボーに移行したことと、お仕事で早めに上がれる日があったので久々に行ってまいりました。大阪は京橋!店長さんやお店のスタッフさんの中には私の顔を覚えて下さる方もいて久々のお声掛けに、また行ける限りは行こうと思いました!

 そしてお肉!やめられません!この特選大トロかぶりがすごく美味しかったのですが、最近油分補給はそこそこにしておかないと翌日の食事に影響が出ます…笑

 胃袋がギブアップして優しい味のおでんを選択した感じです…年ですね…(笑)


ときどき聞く言葉

 さて今回の記事を書こうと思ったのは、革靴を好きになり始めた色々な方とお話しする機会がありますが、時々以下のような言葉を耳にすることがあります。

「コードバンいいなぁと思うんですが、どうお手入れしたらいいのか分かりません。」
「コードバンのお手入れって難しいですか?」
「コードバンのお手入れは特別な道具を使いますか?」


などです。確かに自分のことを思い返しても同様のことを思っていた時期もありますが、幸い私は楽観主義だったのか「買ってみたら分かるかな」で即購入して、気が付けばそのお靴たちであれこれ試していました。


コードバン磨きに必要な道具は?

 では実際にコードバン磨きを、と言いたいのですが、前置きとしてあくまでも私は「素人靴磨きスト」であり、究極の磨きを追求するタイプでもありません。どちらかというと感覚派でちゃらんぽらんな一面があります。生活に即したお磨き、時間がなくてもさっと出来るお磨き、趣味のお磨きをエンジョイしている男だと思ってください(言い訳)

 では早速今回使用した道具をご紹介します。

馬毛ブラシ・山羊毛ブラシ・デリケートクリーム・乳化性クリーム・汚れ落とし布

 ということで、コードバンを磨く時も基本的には通常の牛革のお靴を磨く時と道具は変える必要はないと思っています。
 
 もちろん私は趣味で靴磨きが好きですので、アヴィレザースティックや専用のコードバンクリーム(油分が抜けやすい銀面のないコードバン革にしっかりと栄養補給ができる)なども使用しますが、「あまり靴磨きにはお金をかけたくない…」といった方でも普通の道具でもお磨き出来ると分かれば少しは安心かもしれません。

 場合によってはこのような汚れ落としと栄養補給が一緒になったオールインワンクリームのみでも大丈夫だと思っています。また牛革のお靴同様、トウを光らせたり全体に強い光沢を求める方はワックスを使ってみるのもありだと思います。


お磨きの手順

  • 汚れ落とし
  • 保湿
  • 油分補給
  • 馬ブラッシング
  • 乾拭き
  • 山羊ブラッシング

 では次にコードバンのお磨きですが、まずはリムーバーをかけて前のクリームや汚れを落とします。使用する布は上記の汚れ落とし布です。これはBrift Hさんのお品ですがニット生地でよくクリーナーを吸い、お靴の古いクリームや汚れを拭き取ってくれます。

 クリーナーを少量ずつ取り優しくコードバンの表面の汚れをとってあげます。薄い色のコードバン(ウイスキーなど)は液体クリーナーの量には十分注意をしてください。多すぎるとシミやムラの原因となります。

 次に保湿と栄養補給ですが、私の靴磨き理論は非常に単純で人間でいうなら「喉乾いたぜ」には保湿を、「肉食いてぇ」には油分補給をすればいいじゃんという考え方です。まぁ人間と同様大抵の場合、水も肉も必要でしょうから両方やってあげることが多いだけです。デリケートクリームでアッパー全体を保湿、その後は乳化性クリームを塗っていきます

 私はコードバンに乳化性クリームを塗るときは指でクリームを少量とり、アッパーに「キュコキュコ」と押し込むように塗っています。コードバンの皺の毛羽立ちを寝かせるためにかっさ棒やアヴィレザースティックなどで強くこするグレージングの作業がありますが、それを指で行うイメージです。

 オールインワンのタイプをお使いの方は布に少量ずつクリームを取り汚れ落としも兼ねて布でアッパーをクルクルしてあげて、その後同じクリームを指でキュコキュコでも良いと思います。

 アッパー全体にクリームを塗ったらそこからが私がコードバン磨きで一番大切だと思っているブラッシングと乾拭きです。これはやりすぎてやりすぎることはないと思っています。むしろ愛情込めてたくさんしてあげてください。順序は私は馬毛ブラシ(クリーム散らし)→乾拭き(過剰分の拭き取り)→山羊毛ブラシ(仕上げ)の順が好きです。

 乾拭きに使う布も先ほどの汚れ落とし布です。優しく「サササササ」というイメージで愛でるようにたくさん乾拭きしてあげます。


上記の手順で磨いた54321

 手順通りですのでノーワックスです。お好きな方はここにワックス磨きを足してあげればOKです。

 私はカジュアル靴はこれくらいのツヤで十分満足できるタイプですので、これにてお手入れ終了です。

 今回の乳化性クリームはマホガニー色を使いましたが、もちろん無色のクリームでも大丈夫です。どのような色へと育てていきたいかで分けて使うも良し、その日の気分で使うも良しです!


まとめ

 コードバン磨きは決して難しくない!

 もちろん深い部分を追求していけば果てしない磨き沼への道が待っていますが、そこを割愛してくれるのがプロのシャイナーさんたちであり、興味がわけばそこへと近づいていくのもひとつの手です

 まず一番大切なことは「靴磨きを楽しむこと」「お靴を愛でること」。気軽な気持ちでレッツトライです!


次回以降の記事予定

  • お靴体重別選手権
  • Tricotさん2足買い②
  • 黒ストチ
  • フランスのC
  • 新喜皮革さん工場見学(7月)

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